~未菜とわたし~







「おーい、亜美っ!」






そうしてきてしまった日曜日。



待ち合わせの図書館の前



未菜は人目構わず手を振っている。




未菜のとなりには…永原くんがいた。





「白城もいたんだ。」




笑いながら永原くんはそう言う。