「あ今日これ使ってないから大丈夫!」 自信満々に返事をした。 「はい!じゃあまた明日ね!」 大基くんが答える時間を与えずむりやり押し付けて大基くんに背中を向ける。 「じゃあね!」 振り返って手を振った。 「あの、…………」 大基くんが何か呟いていた気がしたけど聞こえなかった。