『ねえ、最近 翔、元気?』


『うん、まあ、普通だよ?
てか、なに?いっつも翔の事
聞いてくるじゃん。』



休み時間。



私はいつものように唯くんと
廊下で喋ってた。




『そっか。いや、翔って小さい時から
本当に言えない悩みは自分の中で
抱えちゃうから。前ね、翔が
話しかけてきた時、凄く笑顔が
引きつってた気がしたんだー』




絶対なにかを悩んでる。


近々、あたしの家で会議開こっかな。




『そうなんだ。ごめん、俺さ
あんま翔と話さないから』



『ううん!ごめんごめん、
えっと何の話してたっけ?』





気になる。