君が笑うとき

「麻由…」


俺は麻由の耳元で言った。


すると麻由はキョトンとして笑った。


「今、あたしの名前初めて呼んでくれたっ」


「え?そうだっけ?」


「もお!何ソレ!」


「はいはい、分かりました。麻由麻由麻由!!」


「そんな呼ばなくていいよ!」


そして俺は麻由の帽子を優しくとり、俺たちはキスをした。


一目も気にせず、お互いを確かめ合うように。


そして唇が離れたとき、麻由が小さい声で言った。