君が笑うとき

でも翔太は優しく俺の頭を撫でて言った。


「俺には分からないけど、まだやらなくちゃいけないことがあるからじゃないかな?」


「翔太…」


やっぱり、翔太なら全部打ち明けていいと思った…


そして俺は麻由のことを全て話した。


翔太はちゃんと俺の話をうなずきながら聞いてくれた。


そして翔太は優しく言った。


「会わないだけじゃなくて、ちゃんと、自分の気持ちを麻由ちゃんに言ったほうがいいと
思う。俺がエラそうにいうのもなんだけど」


翔太は俺が見たことがないくらい真剣だった。


「麻由ちゃんがお前のことどう思ってるか、知らないんだろ?」


「うん」


「じゃあ、会って本当にもう麻由ちゃんに会いたくないか、たしかめてこなきゃ」


そう言って翔太は軽く俺の背中をポンって押した。