君が笑うとき

「…お前、なんで莉加を中絶させたんだ?」


突然のことに俺は言葉を失う。


中絶…


俺はなんて言っていいか分からず


立ち尽くす。


「莉加の体だけをいいように使って、捨てたんだってな」


「違うっ!使ったんじゃ……っ」


俺は言うのをやめた。


使ったのは…真実だった。


「お前…最低だな」


「・・・」


俺は何も言い返さなかった。


慎の言うことは本当のことだったから…