王子なカノジョと姫なカレ



「ぇ、あ…うん、ありがとう」


僕が目を丸くしながら答えると、

「じゃあ、またね! 」と言って颯爽と去って行った彼女。


そして その彼女を追うかのように、それに続く女子の集団。



ぽつんと残された僕の口から、
「不思議な人…」という言葉が零れた。



ー媛山 葵衣 sideー END