王子なカノジョと姫なカレ




どうしたもんか、と遠い目をしていた所へ耳に心地よい声が入ってきた。


「引き止めちゃって、ごめんね。
体、お大事にね」


体調なんて崩してないのに、なぜ彼女は
こんな事を?


けれどきっと、これも彼女が気遣ってくれたのだろう。