瞳を輝かせた3人は胸の前でうっとりと手を組む。


「こんな素敵な人がいたらなぁ~」

「王子、羨ましすぎますよ」

「私たちの周りってジャガイモ顔の冴えない男子だらけだもんね」


じゃ、ジャガイモ…?

ていうか、そう言うあなたには、なかなかカッコイイ彼氏がいるんじゃないですかね。

うん。いたよね?

「えーと…それで、なんだけど」

「はい」


「私はどうするべきかな?」


恋愛経験があまり無さすぎて、と苦笑すると3人は顔を見合わせた。

「それは何とも言えないです。また学校で接していく中で決めてみたらどうですか?」