王子なカノジョと姫なカレ




「ごめん。ちょっと状況が理解できないんだけど…誰か説明してくれるかな?」


取り敢えず手に持っていたお盆を小さなテーブルに置いてから頭を抱える。


「ごめんなさい。
私たち、少しでも王子に浸っていたくて…」

「抑えられなかったんです」

「ダメだとは解っていながら、どうしても欲求に勝てなくて…」

ごめんなさい、と3人揃って正座をしたまま頭を下げている。


や、やばい…

なんか耳と尻尾が見える…!!

垂れ下がってる…!!