王子なカノジョと姫なカレ



いきなり話しかけられて拓斗は何回か
瞬いた。


「え。ああ…よろしく」


拓斗が言うと しん…と静まり返った。



うわぁ…なんだろ、なんか気まずい。


「え、と…ほら、もう学校行こうよ」

「あー、そうだな」


怜の腕を掴んで半ば強引に引っ張ると、
ずんずんと進む。