王子なカノジョと姫なカレ




「なぁ王子…そいつ、前に学校来てた…」


拓斗を見る怜の視線と口調は心なしか冷たいように思える。


「あー…えっと、拓斗っていうの」


「ふ~ん」



上から下までじっくりと舐め回すようにみてから、拓斗と視線を合わせる。


「初めまして、拓斗くん。

俺は桐山 怜って言うんだ、よろしく」