王子なカノジョと姫なカレ





「おれ…俺さ、まだハルの事、好きなんだ」



緊張なのか、
それとも泣いたあとだからなのか。

その声は掠れていて、
微かに震えているようだった。



「…」



「俺が海外に行って、
お前に別れを切り出されてからも、
ずっと、好きだった。

それは今でも変わらないんだ」




「…」