「別にいいけどね。お前に知られても。」


「えっ!…てことはほんとに…?」


藤本さんはためらいもせず
「うん」と頷いた。


マジですかぁーっ!!!


…の前に。


「あの告白してた女の子は?」


「あ,あの子?あれは,ほら,写真部のあと1人の部員の…」


「真理ちゃん…って子ですか?」


「そうそう。てかそれでさっき部活辞めちゃったけどね。」


「えぇっ!?」


藤本さんに「あ,コンビニ寄って良い?」と言われ


俺は驚きを隠せないままついていった。