不器用な恋愛



「まぁ後で金は徴収するから大丈夫だ。」


「え゛っ!」


「あはは。冗談♪」


うわぁー,この男あぶねぇ〜(笑)

「まぁまぁ早く乾杯しよっ!」


と,鳥沢がグラスを持った。


…ん??


「あのぉ〜…部員てあと一人いるんじゃ…」


美幸の友達がいるって言ってなかったっけ?


「ああ!麻里ちゃんのこと?あの子なら今日用事あるから無理って。」


有理亜がグラスに飲み物を注ぐなり答える。


「あ…そうすか。」


てことは…本来は俺を入れて
6人か!


少ねぇんだなやっぱ。


「じゃあ…瑠璃指揮とって♪」