不器用な恋愛



「今度は俺が美幸の誕生日祝うからな!…って言ってたぞお前。」


「マ…ジ…?」


一気に固まる俺。
なんでそんなこと言ったんだ!?


…あ…


「お前さ,あん時美幸ちゃんからずっと欲しかったCD貰って浮かれてただろが。」


ガビーン……


その通りだ。


俺…まじ最悪じゃーん!!


美幸はずっと楽しみにしてたのか。


いや…あの美幸だぞ?


俺に期待なんか…しなくね?


なぁーんて一人で納得。