俺1人ではどうすることもできず

結局,琢磨に相談することにした。


まぁ琢磨は俺よりか恋愛には強い。


「てかいきなりキスするとか…ふがっ!!」


「お前はもっと小さい声でしゃべれねーのか!」


慌てて琢磨の口を右手で塞ぐ。


「そんなデカくないじゃんかぁ〜。」


「いやデカかった!!」


「はいはい。」


琢磨は半ば呆れ声で答える。


「でもさ?ほんとに嫌だったらキスって拒むじゃん?
だから…岩崎さんも,満更でもないんじゃね?」


「そう…なのか?でも雰囲気でつい…みたいな。」


「あぁー…確かに。お前かっこいいし,女ならキスされたいかもな?」


「はっ!?」


な…なに言ってんだよ!!