星の導き

「オレ?カイザだけど」


自己紹介なのにキョトンってしてる


なんか変なの来ちゃったなー


「そっか。よろしくね。カイザってもしかしてあたしたちより年上だったりするの?」



あたしがそう言うと


「オレは15だけど。あんたらは?」



といった


え?15さい?


あたしたちより年下じゃん


というかもっとびっくりなのはカイザよりミルの方が年上ってことだよ?



「まじかよ。お前老け顔なんだな。俺らの一個下かよ」



「老け顔は余計だよ。ってかオレより年下なのか」



老け顔って


ちょっとスグルの発言に笑いそうになる



「ねえもしかしてスグルくんたちミルちゃんの事追ってきたの?」



ルルさんが唐突に聞いてくる


「そうだ。ミルがどこにいるのか知ってるのか?」


スグルが必死になって聞く


「あなたたちが来る少し前にミルちゃんがテネブラエ・ルーナに捕まってきたわ」



「噂には聞いてたけど…やっぱり」


テネブラエ・ルーナってあの本に書いてあった…


確か闇の軍団だって


でも随分前に滅びたんじゃなかったっけ



「テネブラエ・ルーナは一度は封印された。だけどここ数十年で徐々に復活していってるんだ。これはどの国でも共通認識だ」



ユウが説明してくれる



「テネブラエ・ルーナについては他にもいろいろあるんだけど…俺がごちゃごちゃここで言うのも何だから…ね」


そういってユウは謎の微笑みを残す


「そんなのは今はいい。すぐに行かないと」



そういって走り出した手をルルさんが止める



「スグルくん。今はダメよ。この国には敵が多すぎる。こうして話してる間にも聞かれているかもしれない。とりあえず皆さん私の家に来ませんか?この国の事、話しておきたいんです」



ルルさんの目は真剣だ



「そうしてもらおう。随分見ないうちにこの国が変わっているのは見ればわかるだろう?」


ユウがスグルにいった


「わかった」



スグルはあんまり納得していないようだ


とりあえずあたし達はルルさんの家に入る事にした