星の導き

フウはなにを考えてるんだろう?


全然わかんないや


「シロツメクサ伝説ってなんだったんだ?」

ユウの頭の上でルウがいう


「ついさっきシロツメクサ草の花言葉に約束とか幸福、私を思ってとか復讐そういう意味があるって言っただろ」


まあ確かにいってたね


「元々復讐って花言葉はこの国にはなかったらしい。だからシロツメクサは本来いい花言葉の方に分類されていたんだ。だけどある時事件が起きる」



「事件ってなに?」


ミルが首をかしげる


「あるシロツメクサを持った女の子がいたんだ。その子はある男の子と仲良くなった。その時二人はシロツメクサの冠を交換したんだ。シロツメクサの冠を交換する行為は‘私のものになって’という意味があるらしい。これがシロツメクサの約束」



「さっき冠交換しちゃったけどど?」


あたしがいうのを軽く無視して


「その人たちが大きくなって、男の子は約束を破ったんだ。違う女の人を連れて女の子の元にやってきた。それを彼女のシロツメクサの花は許さなかった。その時‘復讐’という花言葉が生まれ、その力はあらゆる草花を枯らした。以後シロツメクサは悪い花に分類されたという話なんだけど」



「じゃあ枯れた原因がジャックにあるというのは?」


ハクが首を傾げていう


「多分女王となんらかの関係があって、それが崩れたんだろ」


ユウがシロツメクサの花畑を見渡していう


「さっきから来る道枯れてたのにここは枯れてないですね」


アグルがスグルの頭の上に立って見渡す


「いや。よく見てください。シロツメクサ以外の雑草…枯れてます。それに向こうの木々も」



言われてみれば確かにそうだ


シロツメクサ畑の先の方に行ってみたが、シロツメクサだけを避けて他は枯れていた


「ここ…さっきまでかれてなかったのさー」


「もしこのままだったら全部枯れちゃうのかな?」


ベルとミルがとても不安そう


「大丈夫だろ。俺たちが解決するし」


スグルがミルの頭に手を置くと珍しくミルがスグルに笑いかける


「そこまでいったら解決するしかないですよ」


アグルがスグルの頭を叩きながらからかう


「フウが見せたかったのはこれだったんですかね?」

ハクがあたしの方をみて首をかしげる


「うーん?あたしにはわかんないや」

「ですよね。帰りますか」