星の導き

結局なんだったんだろう


城にはすんなり入れてくれるし…


それに草花が枯れてるのは自分のせいだって女王は言ってるし


それに女王は処女宮の入れ墨持ってて…


てかせっかく女王にあったんだから、元の世界にかえりたいっていえばよかった…

「そういえば女王様の花かんむりに一つだけ枯れてない花あったじゃん?あれなんの花なの〜?」


「あれは牡丹の花だよ。花言葉に王者の風格があるんだ。この国では牡丹の花は女王しか持てないんだ」


ユウがミルに説明する


あれ牡丹だったんだ


あれって花かんむりについてたんじゃなくて、女王自身の花ってこと?


「あの…僕気づいたことがあるんです」


一斉にハクの方にむく


「女王の花、牡丹以外に生き生きした花があったんです」


「え?どういうこと」


あたしが首をかしげると

「僕にもわかりません。でも女王は元々花を二つ持ってるんじゃないでしょうか?」


「で、もうひとつはなんだったんだ?」

「こんなところで出てきちゃダメだろルウ」


「いいだろ。もう人影も少ないんだし」


ユウは服から出てきたルウに優しく叱る


「シロツメクサだったんですよ。枯れた花かんむりの中からわずかに見えました」


「それ確証はあるんですか?」


「お前もダメだろ。出てきちゃ!」


「いいじゃないか?ルウも出てきてるんだし」


言い合うアグルとスグルを無視して


「間違いはありません」


とハクが言い切るんだから多分あってるんだと思う


「それにしてもハク目がいいのさー」


またしても髪の中からベルが出てくる


「見つかっても知らないんだから」


ミルがため息まじりにそう言うと


「おかえり。どうだった?あれその動物達は?」


フウがわざわざあたし達を迎えに来たみたいで


『だから言ったじゃないか…』


スグル、ユウ、ミルの声が重なる