星の導き

「あー疲れた」


あたしは盛大なため息をつきながら、椅子に座る


あの後、近くの安いホテルに泊まることになったんだ


大人料金より子供料金の方が半額で安いからという理由で勝手に子供料金にされたミルはものすごく不機嫌だったけど…


そんな不機嫌だったとは思えないくらい幸せそうに寝てるけどね。


しかも何気にスグルの隣で寝てるし…本当はこの二人仲良いんじゃないのか?



それを思うとなんか笑っちゃうな


「あれ?光寝ないんですか」


ハクが眠そうにあくびする


「うん。この本読んでおこうこと思って」


「そうですか。ほどほどにしてくださいね」


ハクは眠そうな顔で笑ってから布団にはいるとすぐに寝息が聞こえてきた


なんだろ…


みんな寝るの早いんだね…


あたしなんて夜更かしばっかだったのに


これからはみんなを見習うか


さて、本読もうかな



なんか本当にやなんだけどさ


分厚いし


そう思いながらあたしは本を開いた