でも、全く関わってなかった訳じゃない。 『おはよう』『またね』 と、毎日言ってくれていた。 それがどうしようもなく嬉しくて。 恥ずかしくて。 小学生の俺はどうすればいいか分からなかった。 だから、『おう。』しか言えなかった。