私はいつもの真っ黒なフードを被り
机と椅子しかない部屋へと案内する。
すると殺風景な部屋に不安を感じたのか
お客様である女性が
「あのっ、ここって占い、のとこですよね?
こんなに殺風景なものなんですか……」
と少し震えながら言ってきた。
「ああ、大丈夫ですよ。
私の占いは道具を一切使わないのです。
目を見て話すだけですので。
……ささ、お座りください。」
そう言うと安心したような表情になり
椅子に座った。
さあ
貴方の死相を占いましょう。
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