ずっと走って走って走って…



止まったら一気に涙が溢れて泣いていた…



道の真ん中で人目も気にせずに…






「おい、お前こんなとこでなにしてんの?」


突然の声に顔を上げる


「…あなた誰…?」

「……まあ、この姿じゃわかんねぇよな(笑)」

「あたしの知ってる人…?」

「あぁ、お前の隣の席のやつ」

「…………ウソ、そんなわけないじゃん…」