あ、いっちゃった…あー!急がなくちゃ。                 
   制服着替えてっと。        髪はー…ポニーテールでいっか!よし。

あ、スマホー!大事な大事なスッマホ。

サンドイッチもってくよ。


準備満タン。今何時かな?

07:50…え!もうこんな時間!?
急がなくちゃ!…


7時50分…7時50分…しちじごじゅっぷん……



冷静に考えよう。

さっき、瑛斗8時15分だよ。っていったよね?


あいつ…騙しやがったな…



もうっ絶対許してやんないんだからっ。

私は、プンスカプンスカ言いながら部屋をでた。

「遅い。」



部屋の前に瑛斗が立っていた。

「さっきは、よくもやってくれたなっ。がきんちょめっ!」

そう言いながら戦う態勢なった。

「…」

スタスタ――。
チーン。。スルーされちゃったよ。

生意気な弟だよ…ほんとにもー…

そんなことを呟きながら待っていてくれた事が嬉しくてニヤけてた。

だってあんなに冷たい弟が待っててくれたんだもん。

ふつうにやけるでしょ。