亜梨架side


「……………」


ごめんなさい宝先輩。バッチリ聞いてます。



いや、一瞬夢の世界に落ちたけど



意識が浮上したら


「吸いますか?宝。」


「いや。もう吸わねーよ。」


「やめたのか?」


「うっせーな。お前の姉ちゃんの為だろーが。」


っていう会話が耳に入ってきた。



顔に熱が集中する。



何これ!恥ずかしいよ…。多分優雅は私が起きた事に気づいてる。



ってか起きるタイミング逃した。



よね?