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「お茶をお持ち致します。」



葉先輩の家について、リビングでリラックス中。



というか、泣き止み中。
まだしゃくり上げてるけど、もう涙は引っ込んだ。




「お待たせ致しました。」




「ありがとう〜。暫く誰も来ない様に言っといて〜。」



「かしこまりました。」



そう言って下がったメイド?さん




「やっぱりデカイですね。葉先輩の家。」


優雅が感心したように言う。


「そう?って言っても別宅だけどね〜。本家には今、兄さんが居るらさ〜。」



って笑う葉先輩は悲しげだった。