「あっ優雅だ!」


車の側を優雅が通った。自然と笑顔になる私。


「ちっ。」


??
舌打ち?


「降りるぞ亜梨架。」


「あっはい!」


扉を開けてもらって降りた。



う〜松葉づえ脇が痛いな…
あっ優雅。


「優雅〜!!」


駐輪場から優雅が出てきて、呼んだのに気づいてない様子。
もう1回呼ぼうか迷った時


「優雅くん!」


優雅に女の子が走り寄って行った。
 



……あーこれは複雑な気持ちだ。


 
あの日から私は優雅しか好きにならないって決めて、優雅もそう誓ってくれた。



けど、優雅の姉として弟に彼女が出来ないのもなって思う部分はあったけど………


いざ彼女だなんだってなると苦しいね…