誉…。


「大丈夫だ。誉には言った。」

いやいや!分からないでしょう?!


だって2歳児だよ?!


「大丈夫。沙亜羅さんも大我さんも
居るんだから。」


「確かに…。」


「今日は2人きりで過ごそう?
お前知らないだろ?俺が誉に妬いてるって。」


………息子に妬いてるんですか?


そう思うと愛しくて仕方ない。


「これ以上好きにさせてどうするの?」


「どうもしない。強いて言えば、離れられなくする。」


ニヤッていたずらっ子みたいに笑う宝に、胸が高鳴った。


最高の3年目記念日でした。