優雅くんにメールを送って、近くの公園で待つ。



今にも逃げ出したい感じ。


もし、別れたいって言われたら、潔く別れよう。



そう心に決めた。




暫く待ってると


「鈴音!!」


息を切らした優雅くんが現れた。


抱きつきたくなる。


でも、我慢だ。


「いきなり呼び出してごめんね?話がしたかったの。」



「あぁ、俺も。」


肩で息をしながら真っ直ぐに私を見る優雅くん。


「とにかく座る?」


「だな。」


2人で近くのベンチに座る。


シーンと流れる空気。


私は一息ついて


「あのね……。」


話始めた。