甘すぎです先輩!

亜梨架の顔から笑顔が消える。



でも、抱き締めてくれてる腕はとても優しく、強い。



まるで、そこに私が居るのを確認してるみたい。


「ねぇ、鈴音。大事な人が突然消える悲しみがどれだけ大きいか知っ
てるよね?

私は、知ってるよ。だって、鈴音がそうだったから。

私ね、優雅に相談されてた。スッと目を離したら鈴音が消えそうだって。」



優雅くん…。そんな事思ってたの?



「確かにそう。鈴音は、目を離したらすぐ消えそう。

ねぇ、鈴音?
嫉妬も怒りも、全部相手にぶつけてみなきゃ、分からない事がある
んだよ?

だから、お願い。優雅に想いをぶつけてあげて?」