甘すぎです先輩!

自虐的な笑みが漏れた。


「バイバイ、優雅くん。」


目に溜まった涙には気づかないふりをした。



そして私は走り出す。



「っ!!鈴音!!!!!!!!」



彼が私を呼ぶ声がしたけど、気づかないふりをした。











「はぁはぁ。」



駅まで走った私は、改札にカードをかざして、ホームまで走った。



丁度電車が来ていてそれに飛び乗った時、彼の姿が見えたんだ。


息を切らしてる彼の姿を。


けど彼が乗る前にドアが閉まった。


ホッと息をついたのも束の間。


マナーモードにしていたスマホが鳴る。


着信相手はもちろん、優雅くん。



けど私は無視をして、電源を落とした。