甘すぎです先輩!

「あのアマッ!!捕まえろ!」



子倉庫の小さい窓を突き破る。



「泰介くん!!」



「あっりかちゃっん。」



「話は後ね、走れる?」



手足を縛ってるガムテープを剥がしながら、そう聞く。



「あぁっ、なんとか。」


よしっ!取れた。


また、窓から出る。


窓の外に人が居るのは想定済み。


だから、ちょっと泰介くんの肩を借りて、飛び回し蹴りをくらわす。


倉庫の外に出た所にタクシーが居てくれた。


良かった。


「泰介くん、私の鞄持ってあれに乗って。良い?絶対よ。話してる暇は無いから、言うとおりにして。

だから、皆に教えて。絶対助けに来てね?」