甘すぎです先輩!

人質……?


ってあの人質?


「私、人質にされるの初めてだ。」


って言ったら皆ズッコケた。


え?何か変な事言った?


「……お前なんかのどこが良いんだ?あいつは。」


……宝の知り合いか。


また面倒だなぁ…。

だんだん、白虎のスイッチが入る私。



でもさすがに、手強そう。


1人で相手をするには無理がある。


「泰介くんは?」


「ああ。生きてるよ。そこの子倉庫でな。」


あそこか…。



窓突き破ればいけるか。


「1個良いですか?」


「なんだ?」


よし来た。



これは賭けだ。でもうまくいく。


「手、痛いんで離してくれると…。」


「あ、あぁ。離してやれ。」


フッと離された隙に、私は走り出した。