そう涙を流す亜梨架。



「っ!!ごめんねっ亜梨架。ごめんね!!」



亜梨架に近づいて、恐る恐る抱き締めた。



亜梨架の手が背中に回って、痛いくらいに強く抱き締め合った。




ねぇ亜梨架?


あたし貴方に会えて良かった。



貴方があたしの親友で良かった。


だから…ねぇ…もぅ自分を傷つけるような、自分を犠牲にするような事は二度と、しないで。



神様……あたしから、皆から亜梨架を奪わないでっ。