甘すぎです先輩!

「クスクス。亜梨架は本当にママに似てるのね。」



「紗柚奈ちゃん!煌くんも!」



遅れてごめんねと謝る2人。



「いやいや!私が怪我なんてしなきゃ病院なんて来ないんだし。」



雨龍の皆の顔が暗くなった。



そして、パパ達の顔も険しくなる。



パパが口を開いて何か言おうとしたのを遮った。


「でも、この傷は私に無くちゃならない物だよ。

過去を振り切ったって、私は頑張ったっていう証。

そして、親友を守れたっていう、絆の証。」


部屋の隅で小さくなって泣いてる鈴音に向けて言うと、勢い良く顔を上げてさらに大粒の涙を流す鈴音。