甘すぎです先輩!

「………は?」



いきなりそんな事言ったから驚きの声が宝先輩から聞こえた。



「本当にどうした?」



優しい声でギュッ抱き締めてくれる宝先輩。



「っ。あの日っごめんなさい!宝先輩が嫌だったとかじゃなくて私っ…。」



そこまで言うと抱き締める力が強くなった。



「分かってる。ただ俺の怒りが収まらなかった。それだけだ。」



その怒りは私に対して…?



「言っとくけどな、お前に怒った訳じゃねーぞ?


お前にトラウマを造った奴らにだ


あのままお前から離れなきゃ、お前にあたってた。だからお前は悪くねー。俺が悪い。」