宝先輩と恋人になりました。


あれから1週間。


物凄い甘やかされてます…。


「亜梨架。」


現在たまり場。


学校が終わって2人できた。


名前を呼ばれて振り向いたら


「おいで。」


手を伸ばしてそう言う宝先輩。


ぐはっ!可愛い…。


なんかキャラが崩壊してきたな…


「い、今は遠慮しときます…。」



だって、皆居るから。


葉先輩も優雅も李玖哉も。


傘下の総長さん達も集まってるし、何より今は会議みたいなものの途中。



行ける訳がない。



「……良いから。」



譲ろうとしない宝先輩。


なんで?!


「宝〜。本当に彼女になったからって見せつけようとすんなよ〜!」



葉先輩がそう言う。