甘すぎです先輩!

「あいつは、甘えたい時期なんだろ。たぶんな。」


……この人って鈍感なのかな?


あれは甘えたいじゃなくて、意識してほしいってアピールじゃないのかな…。


呆れて、言葉が出なくなった。


なんか…私が怒ってたのが、くだらない気がする…。


「もう、良いです。寝ます。」



「は?!祭り行くんだろ?あの〜、結愛?だっけか?ちゃん達と。」


………はぁ。



「宝先輩のせいで行く気が失せました。おやすみない。」


そう言って宝先輩を部屋から出した。


ドアの前に座り込んで、声を殺して泣いた。