甘すぎです先輩!

「何してんだよ?」


そう言ったのは葉先輩。凄い顔で宝先輩を睨んでる。さすが暴走族。


私でさえも、その顔は怖い。


だけど、それに微動だもしない宝先輩。


「何って、茜と腕組んでる。」


シレッと、でも怒ったような声でいう宝先輩。



から笑いが漏れる。


「ハハハッ。私馬鹿みたい。さっきの事1人で気にして、謝ろうって思って、もしかしたらって期待して……。

もう、やってられない。雨龍の寵姫なんて辞める。宝先輩の馬鹿!!」



涙を流しながら、そう言って走り去った。



駐輪場まで走って急いで鍵を開けて、家まで帰った。