たまり場





「着きました。」


九嶋さんがまたドアを開けてくれた。


「ありがとうございます!」



って言って降りて、宝先輩を待った。


「サンキュ。」


九嶋さんに小さくお礼を言う先輩


うん。やっぱり先輩は良い先輩。


うんうんって1人で納得してれば


「行くぞ?亜梨架。」


「あ、はい!九嶋さんありがとうございました!」


もう一度お礼を言って頭を下げて先輩を追った。


幹部室に入れば


「ヤッホ〜!」


呑気な声を出す葉先輩と


「こんにちは亜梨架。」


本を読んでた李玖哉が居た。