命のきらめき

羞恥心に押し潰さられそうだった私は、気持ちを切り替えた。

“あの時、なんで胸が熱くなったのか、苦しくなったのか”

輝と目が合った瞬間、思わずドキッとした。

ただの幼なじみだと思っている人にこんな感情を抱いたりするのか

もしかして...

そう思った瞬間

私の心に芽生えていたものが

完全に咲いた気がした。