命のきらめき

「...時間がかかりそうだね」

『......』

「大丈夫だって!輝君なら仁奈が答えを見つけるまで待ってくれるって!
だってあの人、仁奈しか見えてないっぽいよ?」

『え?』

無意識に輝を見てみると、バチッと目が合ってしまった。

その時、胸が熱くなった。

苦しくなった。

それと同時に顔までも熱くなってしまった。