ワンだふるラブ





委員会も終わり、教室に戻った。


「片岡君、遅くなってごめんね。って…」


あれ。


片岡君は机に突っ伏したまま起きない。
机まで近づいていくと、吐息が聞こえる。



寝てる。



綺麗な丸い頭がある。
5ミリかな、凄く短い髪。
それにしても、私の好みに合わせるために
髪の毛が切っちゃうんだもんね。

私は思わず頭を撫でていた。