「匡が昔野球しててね、懐かしいなーと 思ってつい…!!」 上手い言い訳を考えたつもりが 思いつかずにそのままを喋ってしまった。 「……匡。」 片岡君の目つきが鋭くなったのを見て 少しゾクリとした。 「あ、いや、匡って言うのは私の兄で…」 って、なに弁解してんの。 付き合ってもないのに!!