死神のお仕事


私なら仕方ないと、私の選択を受け入れてくれるサエキさんだけど、やっぱり自分の魂を勝手にされるのは良い気持ちがしないみたいだ。そりゃあそうだ…本当に申し訳なくて嫌になる。魂に対しての考えが甘いんだと思う。そこは私が学ばなければならない部分、自覚が足りない部分だ。


「な、何に使うか改めて確認させて貰いに行きます!大切にするって言ってたけど、まだどうするか分からないって言ってたので…」

「大切って…さっさと使うか捨てろよな、あいつ本当に気持ち悪ぃ」

「捨てるなんてそんな!もし捨てるなら拾ってきます!」

「捨てるもんをわざわざ契約書使って交換してねぇだろ。それよりおまえが俺の魂の代わりに貰うのって?どこの魂なんだ?」

「え?」


あれ?そういえば、死神の魂と交換だったと思うけど…あれ?


「おまえさ…」

「…すみません…戻って確認してきます…」

「さっきから確認確認言うけどさ、あそこに戻れんの?」

「…も、戻ってこいとは言われてますし、戻るつもりでいます…」

「…もういい、わかった」