またキミに逢えたら…。


次の日

俺は凄く胸騒ぎがした。

学校に着くと真っ先に優斗に呼ばれた。

-屋上-

凄く空気が張り詰めていた。

言葉を発することも許されないようなそんな感じだった。

そんな沈黙を破ったのは優斗だった。

「菜々香が自殺した…。なにか知らないか?」

「嘘…だろ…。菜々香が…」

優斗の表情は絶望に満ちていた。

それが何よりも現実だと思い知らされた。

俺は昨日のことを話すか戸惑った。