力が入らなくてた、立てない。

どんなに、いれても立てなくて、焦るばかり。

幸「ちょっと待っててね」

え…、、待って、どこ行くの?

秋野先生は、私にそう告げると何処かへ行ってしまった。

呼吸は荒くなるばかり…

怜「ハァハァ…」

やばい、しんどい…!

幸「よいしょ…っと」

怜「………!!」

お姫様抱っこをされたのは初めてで、突然のことで驚いた。

でも、それも束の間で直ぐに降ろされた。