俺は仕方がないから、ヒロに電話をした。

幸「……あ、ヒロ?今から病室来れる?…え、うん。そうそう。じゃあ、宜しく。」

ピッ

電話を切って、もう一度怜奈ちゃんの方を向くと


凄く震えていた。

怜「……せ、先生?」

幸「んー?何?」

怜「……しなくていいよね?」

聴診のことかな?

幸「それは…無理かな。それに今、裕夢先生がここに来るからね。」

怜「………………え?」