「美帆は、舞華をどういう族にするつもりなの?みんなに舞を教えて、みんなが舞えばかっこいいと思うけど…。」
なつっこい性格で、かわいい顔をしている優奈が首を傾げて聞いてきた。
かわい~〜っ!
でも今は抑えて。質問に答えなきゃ。
「そうだな…。華麗で凛としていて────見ている人を魅了する。そんな族かな。」
だから言葉遣いに気をつけて、髪を黒に統一する。
「あ、特攻服も作るよ!」
ん~、どんなのがいいかなー…
「かっこいい!すごいよ、美帆っ!」
優奈はハイテンションで抱きついてきた。子犬みたいですごくかわいいっ!
私も優奈の背中に手を回した。
「特攻服かぁ…どんなのにするの?」
この子は瑠美。沙奈と性格が合いそうでさっぱりした感じ。
沙奈と同じく、大人っぽくて美人。
「普通のじゃつまんないし可愛くないから…。舞をするときに綺麗に見える服がいいかな。」
例えば…ワイドパンツとか?
戦ってるとき、なびいて綺麗かも。
「美帆すげぇぇ!そこまで考えてんのかよ!
それに、あの舞ができるようになったら全国1位も夢じゃない!」
相変わらず口が悪い夢香。
可愛いのにもったいない。
戦ってるときはケジメつけて言葉遣いをしっかりしてもらわないと。
こういう時はいいけど。
「全国一位……?
目標は世界一だよ。」
平然とそう言う私にその場にいる皆が唖然とした。
「み、美帆。本気、なの?」
さっきまで抱きついていた優奈が私を覗き込むようにして聞いた。



